メダカの孵化

 以前のブログの記事で、転出したS先生が教室で飼っていたメダカが卵を生んだことをお伝えしました。その時の卵が、どんどん孵化しています。用務員のOさんが、とても小まめに面倒を見てくれており、変化の様子を逐一報告してくれます。

 写真は孵化から約10日ほど経ったメダカの赤ちゃんです。卵が産み付けられた水草を別の水槽に移して様子を見ていました。Oさんによれば、透明な卵の中に光る目が生まれ、やがて小さな卵の中で何かが動く様子が見られるとのこと(残念ながら、目の悪い私には見えませんでした。)。それから4・5日ほど経って始めの2匹が孵化。その後、どんどん孵化して、今やその数、大凡30匹。毎日見ていると、ほんの僅かですが大きくなっていく様子や、活発に動くようになる様子を確認できます。今現在、約5ミリ程に育っています。1センチまで育つことが一つの目安なのだそうです。

 このメダカの孵化の様子は、5年生理科で扱う範囲で絶好の教材となっています。また、多くの子供たちの目にも触れることで、命の神秘を学ぶこともできています。今後も、子供たちと一緒に見守って参ります。

(写真上:孵化後、約10日経った稚魚  写真下:産み付けられた卵(卵の中が光っている様子が見られます。))