ワックス掛け

 20日(水)、2学期も残すところ2日となりました。今日で給食も終わり、短縮授業です。子供たちは1時には下校しました。

 子供たちが帰った後の教室では、各担任がワックス掛けをしています。この作業は、各学期の終わりに実施しています。このワックス掛けは、担任の都合に合わせて20日(水)と21日(木)の2日間で行います。本校は、内装木質化されており、教室や廊下の床は勿論、腰板まで全て「ときがわ産材」が張られています。木のぬくもりが優しく、あたたかな雰囲気が一つの自慢なのですが、この木質のよさを活かすために、このワックス掛けの作業を欠くことは出来ません。

 この作業、中学校では生徒に任せるところですが、小学校(少なくとも本校では)では担任が担っています。子供たちは下校する前に、自分の机をはじめとした教室の中のものを廊下などに出します。子供たちが帰った後、先生方で手分けをしてワックスをかけます。しばらく乾かして作業を終えます。本校職員の、子供たちの前に立っている姿とは違う様子をお知らせしたくて書きました。

 翌日登校した児童が自分の机や椅子を教室に戻していきます。この時、周囲の状況を見て、自分のもの以外のものを片付けてくれる児童が何人か出てきます。心の成長が垣間見えます。