第2回 川の学習

    埼玉県立川の博物館(川博)学芸員のH 様にご来校頂き、4年生にご指導頂きました。毎年、環境学習の一環として4年生が川の博物館の学芸員さんにご来校頂き指導を受けています。今年は2回の予定で、1回目は5月31日(水)に4名の学芸員さんにご来校頂き、都幾川の「水に住む生き物」「植物」「鉱物」「鳥」について教えて頂きました。

   そして向かえた本年第2回目の「川の学習」では、H先生に「生き物にと手住みやすい水は」という課題で、都幾川の水とプールに貯まった水のパックテストを行い水質について教えて頂きました。子供たちは、まず都幾川の河川敷に降りて、持参したペットボトルに川の水を採集しました。続けて本校のプールに行って、緑に濁って見えたプールの水を採集しました。パックテストはこの2種類の水に加えて比較対象用の荒川の水(川博前より取水)と、その荒川の水2リットルに醤油1滴(!)を加えた水の4種類でテストを行いました。果たして、どの水がきれいだったか、どの水が生き物にとって過ごしやすかったのか、児童の予想とは違った結果になったようです。大変盛り上がって実験に取り組めていました。

    生活に根ざした身近な素材を材料として、実験の結果を基に結論を導く。座学では得られない学びで、子供たちにとって大変興味深く取り組めていたようです。