学校閉鎖中の学習指導について

 「学校からのお知らせ」欄でお伝えしたとおり、本校は新型コロナウイルス等の感染拡大のため、11月29日(火)から12月2日(金)までの4日間を学校閉鎖と致しました。

  この間の学習保障について、個人配布用のタブレットを用いたオンライン学習に取り組んでいます。オンラインを繋ぐのは午前中の2時間。各担任が教室から配信しています。体調不良者が多いので学校を閉じているのですから、いつもの教室のように授業を進める訳ではありませんが、これまでの復習だったり、画面越しでも学習効果を上げることができる内容を選んだりして、各担任は様々に工夫を凝らして進めていました。その多くは、事前に配付したりPC上に貼り付けたりした①学習問題を提示し、基礎的な解き方等を確認した後、②問題の自力解決の時間を取り、③最後に答え合わせと解説、という流れで進めていました。解説の仕方も様々で、図形の問題を扱ったある学年では、担任が黒板に大きな図形を書いた紙を貼り、それをタブレットで撮して授業を進めていました。教師用タブレットからは、教師の投げかけた問いに反応して児童の声が流れてきました。また、ある学級では、国語の授業として「日付の読み方(一日を「ついたち」、二日を「ふつか」など)」を児童に提示し、声を出して読んでみる、という取り組みを行っていました。ここでもタブレット越しに、児童が声をそろえて日付を読み上げる声を聴くことができました。他にも、タブレットを2台用意し一台に問題を提示(児童が見ている画面)、もう一台に考えている児童の顔(クラス全員分)を写して、その様子を観ながら声がけを行っている教員がいるなど、様々な工夫を凝らして授業が展開されていました。