演劇鑑賞会開催
7日(金)、演劇鑑賞会を開催しました。これは、「文化庁 子供の育成事業 巡回講演」として本物の芸術に触れれることで、「子供たちの豊かな創造力・想像力や、思考力、コミュニケーション能力などを養うとともに、将来の芸術家や観客層を育成し、優れた文化芸術の創造につなげることを目的としています。」(文化庁HPより)
今回は、東京の劇団「青年劇場」の皆さんの講演『あの夏の絵』という劇を見せて頂きました。劇団のHPによると、あらすじとして「被爆から70年。記憶を伝え残すために語り始めた被爆者と、それを受けとめ、絵に表現することに挑んだ高校生たちの2015年夏の物語。」と説明されています。登場人物の3人の高校生が、絵を描く事に試行錯誤する中で心持ちに変化が現れ共に成長していく様子がひしひしと伝わってくる、素晴らしい舞台でした。高学年の児童には十分その内容が伝わったと思います。低学年の児童には、やや難しかったかも知れません。それでも劇団の方に寄れば、「楽しむべきところではしっかり笑う、話しを聞いて欲しい場面ではしっかり耳を傾けられる、素敵な子供たちですね。」との評価を頂きました。本格的な演劇を本格的な劇場で見ることで、創造力・想像力や思考力を養う機会になったようです。ご家庭でも、是非話題にしてください。
さて、今回の鑑賞会は、当初本校体育館を予定しておりましたが、天気予報で「猛暑日」の予報が出ていたことから、急遽、開場を「アスピアたまがわ」に変更いたしました。保護者の方には、ご迷惑をかけ致しました。また、劇団、町生涯学習課には、極めて迅速に御対応頂きました。大変ありがとうございました。特に劇団の皆様のは、急なお願いに対して、6日(木)のさいたま市での公演が終わってからときがわ町まで移動していただき、夜遅くまで準備に費やして頂きました。皆様おかげで、快適な環境で鑑賞会を得ることができました。重ねて御礼申し上げます。
ご鑑賞いただいた保護者、地域の皆様、ありがとうございました。
(劇中に出演した6年生の10名の子供たち、とてもかっこよかったです。立派に出演者の1人になっていましたね。最後に感想発表と花束贈呈を担当してくれた2人、大役ご苦労様でした。演者の方達に、あなた方の気持ちが十分伝わったと思います。)