2022年5月の記事一覧

埼玉県学力学習状況調査

 5月17日(火)、4・5・6年生を対象に実施しました。1時間目が国語、2時間目が算数でした。

 この調査は、「学習した内容がしっかりと身に付いているのか」という今までの視点に加えて「一人一人の学力がどれだけ伸びているのか」という視点を加えることで、子供たちの成長していく姿が見える、全国でも初めての調査です。(埼玉県教育委員会HPより)

 結果が戻ってくると調査の点数だけでなく、昨年と比べてどの程度伸びたのかが段階的に分かるようになっています。「昨年は県平均と丁度同じ段階だったけれど、今年は県平均を〇〇段階上回っている。」ということです。調査結果が返却されましたら、昨年と比べたときの「伸び」を、お子様との話に据えて見て下さい。

 調査中、各教室を回りました。日頃学校で取り組んでいるテストとは違い、問題と解答用紙が分かれていて取り組みづらさを感じているようでしたが、子供たちは静かに、且つ真剣に取り組めていました。結果が楽しみです。

 

 

 

 

新体力テスト実施

 16日(月)以降、ブロック毎に各1日、計3日間かけて新体力テストを実施しています。これは、文科省が国民の体力の現状を把握するとともに、結果を体育・スポーツ指導に役立てるという目的で行われている運動能力測定です。小学校ではこの結果をもとに、本校児童の体力や運動能力の傾向を見て、課題となる点を授業の中でとりれるようにしています。

 実施種目は、50M走、立ち幅跳び、ボール投げ、20Mシャトルラン、反復横跳び、上体起こし、長座体前屈、握力の計8種目です。

 写真の撮影日(16日)は、午前中に2年生と5年生、午後には3年生が体育館でテストに取り組んでいました。

 「20Mシャトルラン」という種目があります。一定の感覚で「ドレミファソラシド」の音が流れます。その間に20m先に引かれた線を超えると1回となります。「ドレミファソラシド」の間に20M先の線に到達できないとテストは終了です。「ドレミファソラシド」のリズムは徐々に速くなっていきます。持久力を測るテストで、児童にとっても最も苦しい種目です。担当した教師によると、2年生男子に素晴らしい記録を出せた児童がいる、と言うことでした。どの児童も、記録を少しでも伸ばそうと、必死に取り組んでいました。将来が楽しみです!

(写真左は反復横跳び、右は上体起こし、下はシャトルランの様子です。シャトルランの写真は、最後に残った児童に、担任が横について激励しながら走っていいます。)

 

 

リコーダー講習会

 12日(木)3時間目、3年生を対象としたリコーダー講習会を開催しました。

 3年生から音楽の授業でソプラノリコーダーを学習するのに伴い、専門の講師の方から、リコーダーの基礎を教えて頂きます。授業中のリコーダーの扱い方、指の使い方(穴の押さえ方)、タンギングなどの基礎からご指導頂きました。最後は短音(シ?)だけしか使いませんでしたが、伴奏の音源と、講師の方の手拍子によるリズムに合わせて音を出すことで、1曲吹ききることができました。児童は、初めてのリコーダーの授業にもかかわらず、曲を仕上げられたことに満足感を得られたようです。

 感染対策をとっての授業となりますが、リコーダーが奏でる音楽が流れる日も近いようです。

 

 

読み聞かせ 再開

 11日(水)、長らく中断していた「読み聞かせ」を再開しました。再開初日は、7名のボランティアの方に来校頂きました。

 8時20分、7名の方が各教室に入られ、それぞれ選んでいただいた本や紙芝居を、子供たちの前で読んでくださいました。どのクラスを回っても、児童は本に食い入るように注目していました。ボランティアの皆さんも、それぞれの方が工夫を凝らしてくださり、登場人物や場面によって声色を様々に変えながら、素敵に読んでくださいました。

 コロナ禍で2年半中止していた事業ですが、本に親しんだり地域の皆さんとの交流を図れたりと、大変価値のある事業だと考えます。児童の間隔やマスクの着用などの感染症対策を取りながらではありますが、この事業を継続していく予定です。御理解頂きますようお願い申し上げます。

(ボランティア活動にご賛同頂き、活動をお願いできる方がいらっしゃいましたら学校(65-1529:萩原)までご一報ください。)

 

 

離任式

 令和3年度をもって本校を去られた5名の先生方が、久しぶりにお見えになりました。6日(金)、「離任式」を開催しました。

 お別れしてから、まだ一月しか経っていませんが、子供たちにとっては、どのお顔も大変懐かしく感じられたようです。

 式では、5名の先生方が担任だったりクラブや委員会の担当だったりした、ゆかりの深い子供たちから代表が出て、それぞれの先生に向けてのお手紙を読み、花束を渡しました。どのお手紙も、先生方に対する思いのこもった温かなものでした。

 その後、5名の先生方お一人ずつから、子供たちに向けてメッセージを頂きました。玉小での思い出、新たに頑張っている様子、子供たちへのエールなど、こちらも心温まるものでした。5名の先生に共通していたのは、「一月見ないだけで、とても成長したように見える」と言うことでした。4月中、忙しい生活の中でも、学校全体に落ち着きが見られましたが、その事が5名の先生にとって「成長」と映ったのでしょう。そんな姿を見て頂けて本当に良かったです。大変良い離任式になりました。

 その後、5名の先生方が、各教室に別れて入られ、ほんの僅かな時間でしたが、児童と交流の時間を持つことができました。