2023年3月の記事一覧

6年生を送る会

 3月3日(金)の2~4時間目を使って、6年生を送る会を開催しました。今年は感染対策をとりつつ、全校児童が体育館に入っての開催としました。

 会の最初に全員で「翼をください」を合唱しました。勿論、マスクを着けたままでの合唱でしたが、約3年ぶりに、全校での合唱が体育館に響きました。全校児童で取り組めることがどんなに幸せなことか、筆者(校長)は、これだけで涙がこぼれそうになってしまいました。

 その後、3年生を皮切りに、在校生が学年毎に、その後、教職員が、6年生に向けての出し物を披露しました。最後に6年生が跳び箱や縄跳びなど、6年間の成果を「赤ずきんちゃん」のお話になぞらえて、在校生に向けて披露し「6年生を送る会」は閉会となりました。それぞれの学年が練習してきたことを、全校の前で一生懸命披露する事ができました。見る側も、とても集中してみることが出来ていました。本当に久々に、全校児童の一体感を感じることができました。(保護者の皆様、地域の皆様にも見て頂きたかったです。)

 同じ空間で、時を同じくすることの価値は、本当に素晴らしいものです。これから、このような機会を増やしていけるよう取り組んで参ります。

(この日、第3回学校運営協議会を開催し、委員の皆様に6送会をご覧頂いた後、本校の教育活動に関する様々な御意見を頂戴しました。今後の学校運営に生かして参ります。)

読み聞かせボランティアさん、本年度最終日

 3月1日(水)は、読み聞かせボランティアの皆さんにご来校頂ける、本年度の最後の日となりました。

 いつものように、本を読んで頂いた後、感謝のお手紙をお渡ししました。

 読書に親しむことは、学力の向上を考えたとき、本校にとって大きな課題と言えます。この日も子供たちは、お話を「聴いて」いました。読書に苦手意識のある児童も、この読み聞かせから本楽しさに気付いてほしいものです。ボランティアの皆さん、来年もよろしくお願いします。

クラクション訓練

 2月28日(火)、スクールバス利用の1~3年生を対象に、緊急時クラクション訓練を実施しました。これは、少し前に保育園バスなどでおこった事件を未然に防ぐことを目的として、バスの中にとり残されてしまった児童がクラクションを鳴らすことで周囲に存在を知らせる、という事を想定した訓練です。

 対象の子供たちは、簡単にバスのクラクションを鳴らすことができていましたが、いざ、とり残し事案が本当にあった際、落ち着いて知らせることができるものか、不安になってしまいました。

 何事も、未然に防ぐ努力が大切です。まず、丁寧に見回りをして、事故が起こらないようにすることを徹底させていきます。ご家庭でも、ご指導ください。

見守り隊感謝の会

 少し間隔が空いてしまいました。申し訳ありません。

 2月27日(月)、玉小安全見守り隊の皆様への感謝の会を開催しました。

 この日は月曜日。皆様、それぞれのご都合がある時間帯だったようで、ご来校頂いたのは6名でした。6年生が児童代表として「感謝の手紙」を読みあげ、その後、ご来校頂いた皆さんに児童からお手紙をお渡ししました。(PTA、学校からそれぞれ記念の品をお渡ししました。)

 最後に、見守り隊代表として日影・五明方面を見てくださっているSさん(12年見守りを続けてくださっています!)からお話を頂きました。その中で、「日々の活動をする中で、元気なあいさつが帰ってくることが一番力になる。あいさつで元気をもらっている。気持ちの良い挨拶が交わせるようにしよう!」とお話頂きました。

 見守りのお仕事は、全くのボランティア活動です。十数キロ歩いてくださる方、日に何度も学校に来てくださる方、保護者の相談に乗ってくださる方、更には、児童の家まで迎えに行ってくださる方と、それぞれのお立場で児童の登下校をサポートしてくださっています。挨拶を交わすことで、少しでもお返しをできるようにさせたいと考えます。保護者の皆様にも児童へのご指導をお願いします。

 後日談ですが、ある朝、ある見守り隊の方にお会いしたときに、「手紙を読んで、涙が出そうになった。子供たちはよく見てくれているね。このお勤めをやめるわけにはいかないね・・・。」と話してくださいました。