学校ブログ

稲刈り体験

 21日(木)、なかよし学級の児童が、稲刈りを体験しました。

 なかよし学級では、ここ数年、生活支援員のY先生の田んぼの一部で田植えをさせていただいています。その時の苗が、丁度今頃収穫期を迎えます。

 今年も立派に実った、正に頭(こうべ)を垂れている稲穂を、児童分だけ残していただき、それを収穫させて頂きました。Y先生の説明を受けた後、鎌を手にして稲を刈る児童と、刈り取られた稲を紐で束ねてトラックまで運ぶ児童に分かれて作業を始めました。始めからみんな、積極的に取り組めていましたが、なかでも3年生の稲刈り担当になったK君は、Y先生の教えてくれた「鎌は丸く引いて使う」を忠実に守って黙々と作業を続けていました。また、稲を運ぶ係りになった2年生のKさんは、足下の悪い田んぼを、稲の束を持って何度も何度も行ったり来たりを繰り返していました。Y先生の予想よりも、とても短い時間で作業を終了することができました。

 刈り取った稲は、学校に持ち帰り、前庭のフェンスにかけて干しました。

 暫く干しておき、乾いたら脱穀します。今年のお米は餅米とのことで、児童の間では「餅つきがしたい!」との声があがっていました。

 

運動会練習開始!

 20日(水)より、運動会に向けての練習が始まりました。

 練習の先陣を切ったのは3・4年生です。暑さもあってグラウンドを使うことはありませんでしたが、先ずは十分なミーティングいということで、学習室に集まり、中学年として取り組む競技と演技の打ち合わせを行いました。映像を見たり衣装を確認したりと、気持ちを高めることに取り組めていました。演技の見本ビデオを見ているときには、既にどこかで取り組んだことがあるのか、体を動かして踊ってみせる児童も見かけられました。

 これからやや気温が下がってくるとのこと。グラウンドや体育館を使って、体を動かして練習に取り組めるようになって欲しいものです。何よりも児童の体調面を十分に考慮して練習に取り組んで参ります。

 

歌声朝会

 19日(火)、業前の時間に「歌声朝会」を行いました。今月は「ビリーブ」を全校で合唱しました。

 毎月1回の歌声朝会では担当学年が決まっており、その学年が課題曲を一生懸命練習してきて全校の前で披露します。歌と一緒にダンスを踊ったり手遊びをしたりと、その時々で様々な取組を行います。今回は、4年生が担当で、”合唱”として「ビリーブ」を仕上げてきてくれました。それを体育館のステージで披露して、その後、全校で合唱しました。

 インフルエンザの流行が気がかりでしたが、体育館の窓を、ギャラリーを含めて全て開けて、児童同士の間隔を開いて実施しました。

 4年生はこの日に向けて、集中して練習に取り組んできてくれました。ステージの上でも大変立派な態度でした。玉川小学校はコロナの流行前まで「歌声の響く学校」として合唱が盛んに行われていました。伝統が途切れてしまい大変残念なのですが、今日の4年生の合唱が「歌声の響く学校」が戻ってくるきっかけになることを期待するばかりです。

学校公開日

 16日(土)は学校公開日でした。インフルエンザの流行で学級閉鎖としている3年1組を除く、すべての学級の授業の様子を公開しました。

 子供たちは保護者の方が来てくださることを本当に楽しみにしていたようで、登校してきたときからそわそわした様子が伝わってきました。いざ授業では、学年が下がるほど張り切って臨んでいる様子が伝わってきました。あるクラスでは、2時間目の授業を始めようとする担任に対して、「先生、まだ私のお母さんが来ていないから授業始めないで!」という声が聞かれました。6年生は修学旅行説明会を兼ねての公開となりました。今年から旅行の方面が変わることなど、担任から詳細をご説明させて頂きました。

 本当に多くの方が本日を楽しみにされていたようで、大変出席率の高い公開となりました。お休みの時間を割いてご来校頂き、本当に有り難うございました。それにもかかわらず、3年生の公開が出来なかった事、児童一人に対し保護者1名と参観者の数を限定したこと、地域の方にはご遠慮いただいたことなど、制限を設けての公開になりましたことをお詫び申し上げます。

第2回校内授業研究協議会

 15日(金)、本年度第2回目となる校内授業研究協議会を行いました。

 今回は、1年生のY教諭、6年生のK教諭がそれぞれ国語の研究授業を行いました。指導者として、西部教育事務所指導主事のY先生にご来校頂き、本校児童の実情に合わせた丁寧なご指導を賜りました。

 子供たちの様子ですが、どちらの教室でも大変熱心に、且つ活発に授業に取り組めていました。

 1年生は「やくそく」という教材を扱いました。特に場面の様子に着目して、登場人物(この教材では「あおむし」)の行動や会話について具体的に想像しながら音読する事を目標にしました。子供たちは「あおむし」の可愛らしい絵を片手に、想像を働かせて、どんな声で読んだら良いのかを考えながら表現していました。

 6年生は「『鳥獣戯画』を読む」という教材を扱いました。この単元では、この題材の様々な場面で取り上げられている書き表すための工夫を学び、書くことの面白さにつなげる事をねらいとしました。この題材で学んだことは、この後に取り組む歴史パンフレット作りで取り組む表現方法に活かしていきます。子供たちはタブレットを器用に扱い、自分の考えをまとめ、他者と共有していました。多くの友だちから様々な考え方を学ぶことが出来、自分の考えをより良いものにしていくことができました。

 教職員にとっても、また児童にとっても、大変有意義な取組となりました。