学校ブログ

読書の在り方

 本校では、業前の時間、何か取組がない限りは朝読書を行っています。この取組、概ね定着してきており、どの学級でも静かに読書に取り組めています。

 下の写真は17日(水)の5年生の様子です。静かに本を読んでいるはずのクラスから、比較的大きいな、はっきりとした声が聞こえてきます。近づいてみると・・・代表2名のの児童が、他の児童に向かって読み聞かせをしている様子が見られました。

 内容や気持ちが伝わるように、上手に読んで聞かせることも読書の重要な要素です。月に1度、読み聞かせボランティアさんに入っていただいていますが、子供たちが同じような取組をしていたと言うこと。いつもこの形というのは違いますが、読書活動が進んだありかたとして今回の取組もあって良いのだと感じます。本に親しむこと、読書が楽しいと思う気持ちが育ってくれることが第一だろうと考えます。

牛乳パック開き方講座

 17日(水)業前の時間を使って、4年生が1年生に給食で出される牛乳パックの開き方を指導してくれました。

 本校では、ときがわ町のゴミ処理に関する決まりに従い、給食で飲んだ牛乳パックを、洗って、乾かして、開いて処理するように指導しています。実は、この牛乳パックを開く作業が低学年の児童にとっては一苦労で、昨年あるクラスでは、開き方のきれいさを競っていた様子も見られました。

 この日は、4年生が1年生の教室に出向き、牛乳パックの開き方を丁寧に指導していました。概ね、4年生1人が1年生2・3人に指導していました。写真のように、多くの4年生は1年生の傍らにひざまずいて、丁寧に教えていました。小学校では、こんなやり取りの中で、異年齢間の(縦の)人間関係の作り方を学んでいきます。

 

埼玉県学力・学習状況調査

 16日(火)は、6年生を対象とした埼玉県学力・学習状況調査(県学調)を実施しました。この調査は、昨年の同調査と比較して、個人としてどの程度学力がついたかを図る調査です。今年は昨年までと違い、CBTを用いた試験形式となりました。紙の上でのテストではなく、各児童が自分のタブレットを用いて、画面上で回答を導きだし、入力によって解答するというものです。

 本校では、U主幹教諭を中心に準備を進めてきました。今日、「若干の問題」はありましたが、無事に6年生が調査を終えることができました。「若干の問題」とはシステム上の問題であり、一番懸念された、児童が問題は解けても入力の仕方が分からない、というトラブルは避けられたようです。日頃からタブレットの扱いに慣れ、繰り返し使って居ることの成果です。タブレットを使えることが目的ではありません。ただ、子供たちが実力を発揮できるだけの条件を揃えることは出来たようです。さて、結果は如何に!毎年、1学期末に速報が出されます。良い結果が期待されます。

尚、17日(水)は5年生・18日(木)は4年生が調査の予定です。

 

メダカの産卵

 校長室前でメダカを飼育しています。昨年末で転出されたS教諭が教室で飼っていたメダカをもらい受け、用務員のOさんが世話をしてくれています。

 15日(月)から今日16日(火)にかけて、メダカたちが水草(ホテイアオイ)の根っこの部分にに潜り込み、一生懸命体を揺すっています。いなくなったところをよく見てみると、透明の丸い粒が固まってついています。その様子を雄と思われるメダカが、しきりに気にして水草の中に入っていきます。理科支援員のM先生によれば、明らかにメダカの出産シーンだそうです。

 早速、卵が産み付けられたろう水草を別の水槽に打ちして様子を見ることにしました。このブログで出産報告ができると良いな、と思います。

 

通学路の風景

 16日(火)は、朝から久々にお日様が顔を出してくれました。湿度も低く、とても爽やかな朝でした。

 登校指導のために根際歩道橋付近に出ましたが、写真のような景観が見られました。青い空と真っ直ぐな道。本校周辺の、お勧めの風景の一つです。

 この写真からほんのわずかして、班ごとに多くの児童が登校してきます。子供たちの姿と元気な声が、見守り隊の方のオレンジのベストと帽子と一緒に、段々近づいてきます。いつもの朝の、それでも「今日も子供たちと一緒に頑張るぞ!」と思わせる光景です。